福島市立ふくしま支援学校 学校だより

カテゴリ:高等部

高等部で宿泊学習


 7月7~8日の2日間、高等部1年生が会津方面に宿泊学習に行ってきました。
 1日目は、会津若松の日新館へ行き、絵付け体験などを行いました。会津の歴史や文化に触れた後は、ホテルリステル猪苗代へ行き、屋内プールでみんな元気いっぱい泳ぎました。
 2日目は、ホテルの隣にあるハーブ園で制作活動や草花の鑑賞を楽しんだ後、猪苗代湖で遊覧船「かめ丸」に乗り、会津の雄大な景色をみんなで堪能しました。
 2日間雨が1適も降らず、何より大きな事故やけがもなく過ごすことができました。生徒たちにとって大変有意義な宿泊学習になりました。

成蹊高校との交流学習


 6月24日(金)に本校高等部の3年生21名が、成蹊高校の3年生23名と本校体育館で交流学習を行いました。
 班ごとに自己紹介をした後、様々な班対抗のゲームを行い、親睦を深めました。特にボッチャやフライングディスクといった競技は、成蹊高校の生徒は初めて体験する人が多かったようですが、本校生徒が教えたり一緒に練習することで、みんなとても楽しそうに競技していました。
 最後に全員で写真を撮り、「世界に一つだけの花」を歌って交流を終えました。障がいの有無に関わらず、同じ高校生として交流を深めることができ、お互いにとって有意義な時間となりました。

高等部で現場実習始まる!


 5月23日(月)本日より高等部で2週間の現場実習が始まりました。
 2・3年生は基本的に校外の事業所での実習、1年生は校内の作業所での実習になります。
 本日は日中30℃を超える真夏日の中でしたが、生徒たちは箱折りやパッキングといった作業に一生懸命取り組んでいました。
 この現場実習は将来の就労に向けて、非常に大切な学習です。働く意義や、製品を丁寧に取り扱うことの大切さなどを、この2週間でぜひ生徒に身につけてほしいと思います。
 生徒たちがたくましく成長できるよう、教員一同で精一杯支援したいと思います。

高等部新入生歓迎会


 4月15日(金)高等部で新入生歓迎会が行われました。
 校長先生や高等部主事からのお祝いのことばや在校生からの歓迎のことばの後、新入生22名が緊張気味に自己紹介をしました。
 生徒会役員からは高等部の1年間の生活について説明してもらい、新入生たちは興味深く見ていました。
 ふれあいタイムや歌のプレゼント、みんなでダンスなどを通じて新入生の緊張も徐々にほぐれ、先輩や先生方と楽しく交流する姿が見られて、大変和やかな会となったようです。

旅立ちの日に・・・


 3月10日(木)高等部の卒業式が行われました。少し肌寒い中でしたが、生徒たちは今までの練習の成果を十分に発揮し、大変立派で感動的な式となりました。
 3年間、あるいは小中学部から本校で生活を送った生徒にとっては最大で12年間、いろいろな思い出が詰まった校舎や友達、先生と今日でお別れになります。見送りの時は最後まで別れを惜しむ生徒や先生方の姿がありました。
 これから社会に出る生徒たちに、我々教員も精一杯のエールを送ることができたと思います。
 いつまでも応援しています。これからも元気に頑張ってください!

心肺蘇生法講習会を行いました

 

 1月21日、高等部2学年において心肺蘇生法講習会を行いました。
 福島市消防署救急係の方を講師に招き、胸骨圧迫と人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)による心肺蘇生法を学びました。
 生徒たちは初めて行う胸骨圧迫や人工呼吸に悪戦苦闘しながらも、人形を相手に真剣に実習を行っていました。
 今回は保健体育の授業として行いましたが、この心肺蘇生法は我々教員も含めて、いついかなる時に必要になるか分からない重要な技能だと考えます。いざというときに役立つよう、定着を図りたいと思います。

高等部で進路講演会を開催しました


 1月13日(水)高等部の生徒と保護者を対象に、進路講演会を開催しました。
 特定非営利活動法人福島県レクリエーション協会事務局長の佐藤喜也様をお招きし、余暇の時間の大切さやその過ごし方についてお話をいただきました。
 佐藤様からは、1日の生活の中で余暇の時間はどこにあるか、一生を24時間に例えると現在はどの時間にあたるかなど、大変ためになるお話を伺い、生徒たちは卒業後の自分の生活に対する考えを深めることができたようです。
 今日のお話も踏まえ、生徒たちが自分の人生をより潤いや生きがいのあるものにできるよう、学校でも支援したいと思います。
 貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

放射線授業を実施しました


 11月25日、高等部Ⅰコース生徒33名を対象に放射線授業を実施しました。昨年度も除染情報プラザから講師を招き、放射線授業を行いましたが、かなり忘れている生徒も多く、原発事故から約5年という月日の流れを感じました。
 今回の授業ではより具体的に、学校敷地周辺の放射線量を全員で手分けして測定し、大きな「線量マップ」を作りました。その結果、学校敷地や幹線道路沿いは除染が進み、線量は十分に低いことが分かりました。
 雨の降るあいにくの天候でしたが、線量計やタブレット端末なども使い、興味を持ちながら全員で協力して授業に参加することができたと感じています。
 今後も福島県民にとって放射線への懸念から逃れることはできないかもしれませんが、正しい知識を身につけ、より安全に生活できるよう指導したいと思います。

「東北電力ふれあい訪問」を実施しました


 11月13日、晴天の秋空の下、東北電力福島支社様のご厚意により、チューリップの球根200個を本校に提供していただきました。東北電力の8名の職員の方より球根を寄贈していただいた後、高等部2年生21名と一緒に中庭への植え付けもご協力いただきました。
 本校では交流及び共同学習の一環として、毎年この「東北電力ふれあい訪問」を実施しています。生徒たちにとって貴重な体験であるとともに、春には赤や黄色の美しい花を咲かせ、校内環境整備に一役買っています。
 ご協力いただいた東北電力の皆様、本当にありがとうございました。

高等部現場実習反省会


 11月9日、高等部で現場実習反省会が行われました。10月26日~11月6日までの2週間にわたって1年生は校内、2・3年生は校外の事業所において行われた現場実習について、一人一人反省を発表しました。
 会では全員の実習の様子がビデオで流れ、自分の様子だけでなく、友達がどのような仕事をしたのかも見ることができ、仕事に対する理解を深めることができました。
 将来の就労に向けた貴重な実習の成果を、今後の学校生活に生かしてほしいと思います。