学校日誌

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中学校の雰囲気にふれることができました ~小学6年生体験入学~

  6日午後,来年度入学予定の小学6年生を招いて体験入学を開催しました。
   最初に1年生の授業の様子を参観しました。大勢の小学生に囲まれ授業を受ける中学生の,保護者の授業参観の時とは違った少し照れくさそうな表情を浮かべながら授業に参加している様子が微笑ましく思えました。
  次に体育館で,全体会を行いました。私から,入学式までに身に付けてほしいこととして以下の話をしました。

   その後の全体会では,中学校の学習と生活についての説明や生徒会活動,部活動の紹介を行いました。
  最後は,この日のメインイベントである部活動見学です。6年生は,仲の良い友だちと連れだって興味のある部に出向き,活動の様子を見学したり顧問や中学生の話に耳を傾けていました。
   6年生にとっては,ほんの少し中学校の雰囲気を味わうことのできる時間となりました。

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「輝く色(こせい)」が躍動しました ~青柳祭~

   26日(土),多くのご来賓,保護者および地域の皆様方に来校いただき,本年度の「青柳祭」が盛大に開催されました。実行委員の生徒を中心に担当の先生方の協力を仰ぎながら,夏休み前の一学期から準備や練習が進められてきました。
   今年のテーマは「虹輝燦然(こうきさんぜん)~輝く色(こせい)が彩る令和(じだい)~」。新たな御代のスタートとなる年の文化祭として,実行委員の生徒たちの意気込みが感じられる,清水中らしいスマートな文化祭になりました。メイン行事である合唱コンクールでは各学級が最優秀賞を目指し,息のあったハーモニーを奏でました。審査は福島西高等学校の菊地和彦先生に務めていただきました。
   本年度の青柳祭は確かな成果を上げて終了することができました。閉祭式後の実行委員をはじめとする多くの生徒の表情からは,大いなる達成感が見て取れました。祭りの後は,その余韻に浸りつつも,次年度の開催に向けて成果と課題を整理し,記録にまとめ引き継ぐことが重要となります。生徒達には,もっとよい発表にするためにできることはなかったか振り返ってほしいと考えます。内容はもちろんのこと,準備期間や役割分担,予算の執行に至るまで,遠慮なく意見を出し合い,必要があれば先生方の意見も参考にしながら,次年度の実行委員に残すことが大切です。我々教師も,当日の内容はもちろん,計画や準備段階における取組を評価し,次年度の計画に反映させる予定です。

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テントを寄贈していただきました ~ダイユーエイト文化教育事業財団~

   10月25日(金),学校の西隣にダイユーエイト福島西店がオープンします。この出店を記念して,ダイユーエイト文化教育事業財団より本校にワンタッチテント一式が贈呈される運びとなりました。この財団は「教育・文化活動に対し援助を行い,教育・文化の振興に寄与することを目的」として平成28年12月に設立されたものです。
  23日(水),本校校長室において贈呈式があり,福島西店店長の諏訪様よりテントの目録を頂戴しました。今後,屋外で実施する授業や学校行事,中体連等の各種大会において有効に活用していきたいと考えております。

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授業参観,教育後援会

  9月30日(月)午後,授業参観とPTA教養部主催による教育後援会を開催しました。 授業参観では,2年生が体育館を会場に,ワークショップ形式による「中学生ドリームアップ事業体験活動発表会」を行いました。生徒は,手作りの資料を使い,各事業所ごとに5分間という限られた時間内で体験の様子を発表しました。あいさつの大切さや仕事に対する誇りや情熱など,身をもって体験し学んできたことを自分たちの言葉で伝えることができました。
  授業参観後,全校生徒と保護者を対象とした教育後援会となりました。講師は,俳優でテレビやラジオのパーソナリティーとしても活躍中のなすびさんにお務めいただきました。
  芸能界デビューのきっかけとなったテレビ番組「進ぬ!電波少年」の過酷な裏話から始まり,震災後,復興への後押しと風評被害払拭のため,福島はもとより,東北を元気づけようと挑戦し続けたエベレスト登頂へと話が進みました。演題である「夢に向って~困難を乗り越えて~」のとおり,三度の挫折を経てエベレスト登頂に成功するまでを編集した映像が流された後,会場からわき起こった拍手が印象的でした。「過酷な経験や失敗はいつか実を結ぶ時期が来ること」,「成功を信じて挑戦し続けることの大切さ」を,ご自分の体験を通して伝えていただきました。
  これからも,福島や東北に元気と勇気,夢と希望を与え続けてくださいますよう,今後のなすびさんのご活躍をご祈念申し上げます。素敵なお話をありがとうございました。

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支部中体連新人総合大会結果速報(26日)

   新人戦3日目の結果速報です。
 女子バレーボールが準優勝,男子ハンドボールが第三位入賞を果たしました。

   新チームにとって初めての公式戦となった新人大会では,チーム戦で優勝1,準優勝2,第三位2,個人戦では優勝5,第三位2という大きな成果を残して終了することができました。残念ながら結果を残すことができなかった競技に関しても,自分たちの課題を見つけるとともに,来年6月の本大会に向けてめざす目標を明確にできた大会でした。
  平日にもかかわらず,各会場に足を運び声援を送っていただいた保護者の皆様方に感謝申し上げます。
   来年の中体連に向けて,清水中の選手たちに次の言葉を贈ります。

   勝って皆から祝福され,敗れても皆から賞賛されるチームとなろう!

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支部中体連新人総合大会結果速報(25日)

   新人戦2日目の結果速報です。
  ソフトテニス男子団体が見事優勝,サッカーが準優勝,4名で挑んだ剣道男子団体戦も三位入賞と素晴らしい成績をあげました。個人種目でも,剣道男子個人で齋藤くんが初優勝,女子個人では石井さんが大会二連覇を成し遂げました。卓球女子ダブルスの小原・齋藤ペアも第三位に入賞しました。
  明日最終日は,決勝トーナメントに進んだバレーボールとハンドボールで上位入賞が期待されます。

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支部中体連新人総合大会結果速報(24日)

  新人戦1日目の結果速報です。
  ソフトテニス男子個人戦で佐藤・猪股ペアが,柔道個人戦で結城くんと中田さんが見事優勝を果たしました。チーム戦では,サッカー,卓球男女団体,剣道男子団体が決勝トーナメント(リーグ)戦に勝ち上がっています。

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“しみずキッチン”開店!

  9月21日(土),清水中学校を会場に清水小学区青少年健全育成推進会議が主催する“しみずキッチン”が催され,部活動の練習に来校した1,2年生に芋煮汁を提供していただきました。
   “しみずキッチン”は「子どもの貧困対策推進法」の制定により,全国各地において行政や民間で推進されている「子どもの居場所づくり」,「子ども食堂」の清水地区版として検討され,実現の運びとなったものです。
   当日は,朝の8時に二文字屋昇会長(しみずキッチン店長)をはじめ,15名のボランティアスタッフの皆様方が家庭科室に参集し,芋煮鍋の仕込みを行いました。豚肉,里芋,大根,にんじん,ごぼう,ねぎ,こんにゃく,豆腐等の具材を手際よく切り分け,大鍋2つで豪快に炊きあげていきました。
   11時30分,部活動を終え,おいしそうな芋煮の香りに誘われた生徒たちが,続々と訪れ,熱々で具だくさんの芋煮汁をごちそうになりました。中には二杯,三杯とおかわりをする生徒もおり,200食以上準備した大鍋2つ分の芋煮汁は,1時間足らずで完食となりました。
   芋煮汁をほおばる子どもたちの笑顔と,その様子をやさしく見守るボランティアスタッフの方々の笑顔が交錯し,温かな雰囲気に包まれた秋の一日となりました。開催に尽力された皆様方に改めて御礼を申し上げます。そして,来年度以降も継続していただけますようお願いいたします。

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One for all,All for one.

   9月20日(金),24日から26日にかけて開催される,支部中体連新人総合大会の選手壮行会を開催しました。私から以下の話をしました。

One for all,All for one.

   福島支部中体連新人総合大会に臨む選手の皆さんに,今日はOne for all,All for one.という言葉を贈ります。皆さんの中には,この言葉を一度は耳にしたことがある人もいることでしょう。「One for all,(一人はみんなのために)」「All for one.(みんなは一人のために)」。
  「One for all,All for one.」一般的には(一人はみんなのために,みんなは一人のために)と訳され,チームプレイの大切さを表す美しい言葉としてよく引用されます。本日より日本でラグビーのワールドカップが開催されます。この大会の成功を祈りながら,平成28年10月に53歳の若さでなくなった元ラグビー日本代表の主将で,日本代表監督も務めた平尾誠二さんは,生前に別の解釈を紹介しています。その解釈とは,「One for all,(一人はみんなのために)」の訳は同じですが,「All for one(みんなは一人のために)」の部分が違っているという説です。「All for one」の「one」とは「一人」という意味ではなく『勝利』を意味する“ Victory ”であるというのです。つまり(一人はみんなのために,みんなは勝利のために)と訳すのが正しいという解釈です。
   どんなに優秀な選手でも,一人でできることには限界があります。しかし,チームになれば1+1が3にも5にもなります。これがチームプレイの素晴らしいところです。しかし,それには前提条件があるのです。それはチームの一人ひとりが『勝利』への強い思いを持っていること。そして勝つための技術や経験を有していることです。チームの一員として他のメンバーに甘えたり,すがったりしない強い意志を持った集団であることが不可欠なのです。残念ながら清水中のどのチームもそのレベルには達していません。だから,現時点では必ず『敗北』を経験します。しかし,新人戦は『敗北』が許される大会です。次の『勝利』につながる貴重な『敗北』を経験してきなさい。では,貴重な『敗北』とは何か。全員の気持ちは「All for one」(勝利のために),最後まであきらめず,その試合でできることを出し切り,そして,自分個人に足りないものは何かを一人ひとりが知ることができた『敗北』です。
    一人前に満たない未熟な技術と精神力しか持たないプレイヤーばかりが集まったチームは,これからも“ All for one ”を都合良く「一人のために」と解釈し,「助け合い」ではなく「助けてもらい合い」で終わってしまいます。おのずと『勝利』は遠のきます。新人戦での貴重な『敗北』で,一人ひとりが自分の足りなさを自覚し,克服のための努力を継続できるチームになってほしいと思います。そのチームこそ “ All for one ”を「勝利のために」と解釈し,来年の6月に『勝利』をつかむことができるのです。
    「One for all,All for one.(一人はみんなのために,みんなは勝利のために)」選手諸君の健闘を祈ります。
 

 

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大いに盛り上がった球技大会(3年)

  9月6日(金),3年生にとって中学校生活最後となる球技大会を実施しました。
  午前中にバスケットボ-ル,午後にバレ-ボ-ルを行いました。大部分の3年生は部活動の一線から離れ,久しぶりに本格的に体を動かす球技大会とあって,好プレ-,珍プレ-が見られました。その一方で,勝利を願いながらプレ-する選手に学級が一つになって応援する姿が見られ,学級の絆がより深められたとても盛り上がりのある大会になりました。この大会を企画・運営した体育委員のリ-ドも立派で,沢山の笑顔が見られた最上級生らしい素晴らしい大会になりました。

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「想定外」「前例のない」災害に備える

   9月17日(火),火災を想定した避難訓練を実施しました。先日,清水中学校(体育館)に避難所が開設されたこともあり,避難が終了した後,私から以下の話をしました。

「想定外」「前例のない」災害に備える

  「想定外の高さの津波に襲われた。」東日本大震災で東京電力から語られたコメントです。
  「前例のない二度の震度7の地震に襲われた。」3年前の熊本地震に関し,気象庁が用いた表現です。
  戦後日本は,地震や火山噴火の予知に関する研究を進め,莫大な国家予算をつぎ込んできました。しかし,残念ながら8年前の東日本大震災,5年前の御嶽山の噴火,3年前の熊本地震,そして昨年の北海道胆振東部地震を予知し,被害を最小限に食い止めることはできませんでした。大自然の驚異を前に,我々人類はこれからも「想定外」や「前例のない」災害に見舞われることは,残念ながら避けて通るわけにはいかないのです。
  本日,皆さんは火災を想定した避難訓練を実施しました。避難するときの約束事などを確認するためにたいへん重要な訓練です。しかし,訓練することだけがこの行事の目的ではありません。この訓練をきっかけに,いつ,どこで,誰と,どんな災害に巻き込まれる危険があるのか,そして,その際はどのように対処すべきなのかを考えるきっかけにしてほしいと思います。
   去る9月9日,台風15号接近による大雨が予想され,福島市内の小・中学校が休校となりました。当日は,市内を流れる河川が氾濫する危険性が高まったことから,避難勧告が出さた地域があり,午前10時30分,本校の体育館に避難所が開設されました。幸い大事には至らず,午後7時には閉鎖されましたが,学区の北側を流れる松川が氾濫することが「想定外」ではないのではと想像させる激しい雨に見舞われました。実際,先日公表された福島市の洪水ハザードマップでは,清水小学校や御山小学校周辺の松川沿いには,浸水の危険性がある地域に指定されている場所があります。
  今回の出来事を教訓に,洪水や地震などにより避難を余儀なくされた場合を想定し,日頃からどのような備えをしておくべきかなど,準備しシミュレーションしておくことが大切となります。また,中学生として,弱者である高齢者や自分たちよりも幼い子どもたちのためにしてあげられることは何かということについても想定しておけば,いざという場合にすぐに行動に移せるはずです。

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お帰り!2年生 ~職場体験活動~

   2年生の中学生ドリームアップ事業(職場体験活動)は,9月2日(月)から9月6日(金)までの五日間で実施しました。事故やけがもなく,皆元気に活動することができ,まずはほっとしています。
  生徒たちは,学校では経験できない,たくさんのことを学ぶことができたと思います。同時に,修学旅行に向けた今後の課題なども見えてきましたので,今回の経験を十分に生かしていきたいと思います。
  今後2年生の総合的な学習の時間では,事業所様への礼状作成や,職場体験活動体験記の執筆,そして9月30日(水)の授業参観時に行われる職場体験活動発表会の準備を行います。(9月27日(金)には,1年生全員が見学する発表会のリハーサルもあります。)
  今回の職場体験活動にご理解をいただき,さまざまな角度から温かなご協力をいただきました保護者の皆様,(巡回ボランティアでもたいへんお世話になりました。)また,全面的に惜しみのないご協力をいただきました各事業所様,地域の皆様方に,厚く御礼を申し上げます。

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米沢見学学習に行ってきました!(1年)

  9月6日(金),久々の晴天のもと,1年生が米沢見学学習を行いました。
  はじめにコース別体験活動を行いました。
  Aコースは,一刀彫絵付け体験を行いました。生徒がきちんと時間を守って集合,行動したことにより時間にゆとりが生れ,予定にはなかった笹野観音も参拝することもできました。絵付け体験では,年若い後継者の方(「おたか3兄弟」のお一人と自己紹介がありました。)の丁寧なご指導をいただきながら,上手に絵付けをすることができました。
  Bコースは,紅花染め体験を行いました。2グループが前後半で入れ替わり,待ち時間には上杉家廟所の見学も行いました。時間を超過して熱心なご指導をいただき,個性的な作品が仕上がっていました。また,染め付け体験だけでなく紅花染めの歴史など詳しい説明も伺うことができました。
  Cコースは,そば打ち体験と試食を行いました。かわいらしい三角巾とエプロン姿で,一生懸命にそば粉を練り上げて,伸ばして切る姿が見られました。自分たちで作ったそばは,ことのほかおいしかったようです。
  その後に行われたフィールドワークでは,事前に自分たちで立てた計画に従って,米沢の町を散策しました。
  帰校式では,同行した教務主任から「きちんとまとめを行うことで見学学習が成功したことになります。」とお話がありました。

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「栄光の記録」を再び刻み始めます

   本校の職員室と校長室に面する廊下の壁に「活動の足跡」という4枚の掲示板があります。それぞれの掲示板は「平成4年度」「平成6年度」「平成7年度」の卒業生により寄贈されたものと,「平成16年度」に青絹の会より寄贈されたものです。
   掲示されている最も古い記録は,開校した年の「昭和59年12月,県秀作審査会特選」で,最も新しい記録は,10年以上も前となる「平成20年8月,東北中学校体育大会,卓球個人ベスト16」となっています。その後,掲示板を増設することか叶わなくなり,掲示は途絶えたままとなっていたようです。
   今年は,令和元年という節目の年にあたることもあり,令和時代の足跡を後世に引き継いでいくために,4枚の掲示板に残された記録を写真に撮り,プリントアウトしたものを校長室前にまとめて掲示しました。(写真)そして,今までの掲示札を真っ白にして,本年度からの記録を紹介していきます。平成20年以降止まっていた“栄光の記録”を再び刻み始めます。今後,生徒たちの努力によって,たくさんの記録が刻まれることを願っています。
   ちなみに,「活動の足跡」に掲載される基準は以下のとおり引き継がれてきました。 

1 団体競技等は「支部大会優勝」「県北大会優勝」「県大会三位以内」「東北大会三位以内」「全国大会入賞」の場合

2 個人は,県大会またはそれに準ずる会以上について1位または最優秀の場合 (東北,全国大会に出場した場合を含む)

3 福祉・勤労奉仕的活動などにおける顕著な活動があった場合。ただし,これは校長の判断によるものとする。

  この基準に照らし合わせると,本年度9月現在までの実績で以下の記録が「活動の足跡」に掲載されることとなります。

 

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県中体連駅伝競走大会県北予選会が開催されました

  本年度の福島県中体連駅伝競走大会県北予選会が,4日,あづま運動公園内周回コースで開催されました。
   この大会をめざし,特設駅伝部の選手たちは,中体連県北大会を終えた6月下旬から,猛暑の夏休み期間中も厳しいトレーニングを積んできました。
   気温23度,ほぼ無風と絶好のコンディションで行われたレースは,5区間で争われた女子が総合26位(51分08秒),6区間で争われた男子が総合15位(1時間04分31秒)と目標とした順位,タイムを上回る健闘を見せました。
   多くの同級生が部活動を引退している中,勉強と両立し練習に励んだ3年生の選手の皆さんに改めて拍手を送ります。1,2年生は,来年度,今年の成績を上回ることができるよう,それぞれの部活動の練習において走力のアップに努め,特設駅伝部の練習に多くの選手たちが参加してほしいと思います。

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