森合小学校日誌

笑う ◯分間走

 運動の秋!先日、運動会が行われた森合小学校ですが、次に、子供達は、「◯分間走」にチャレンジしています。「◯分間走?」とは従来行われていた「持久走大会〔マラソン大会〕」のことです。実は、小学校体育には、決められた一定の距離を走る持久走やマラソンという学びは、ありません。中学校になって初めて、陸上競技の内容に、長距離走1000〜3000m程度〔余分な力を入れないでリラックスして走る。自己にあったピッチとストライドで上下動の少ない動きで走る。ペースを一定にして走る。〕が出てきます。小学校は、体つくり運動の内容に、次のような目的で、一定の時間◯分走るという学びです。        

1・2年 

多様な動きをつくる運動遊び〔体を移動する運動遊び〕一定の速さでのかけ足〔2〜3分〕

3・4年 

多様な動きをつくる運動〔体を移動する運動〕一定の速さでのかけ足〔3〜4分〕

5・6年 

体の動きを高める運動〔動きを持続する能力を高める運動〕無理のない速さで5〜6分程度の持久走

一定の距離のタイムを縮める学びではなく、◯分間程度のかけ足を一定の速さで続けることが目的になります。運動の楽しさや心地よさ、自分の心と体の変化や友達との関わり、動きの身につけ方などを学ぶ大切な時間としていきます。

 子供たちは、◯分間に ◯周と◯m走ったので、次は、◯周と△mになるように走ろうと、自分のペースと自分の走力を考えながら、一人一人目標をもって取り組んでいます。

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