学校だより

美しい筝の調べ(5・6年生)

 5年生の音楽では,日本の伝統的な楽器や音楽について学習します。

 そこで今日は,渡利学習センターさんのご協力を得て,「筝(そう)の出前授業」を行っていただきました。

 筝の演奏を聴かせていただけるまたとない機会ということで,6年生も一緒に授業をうけました。      

   「筝」の歴史についてのお話

 お出でいただいたのは,お二人の筝の先生です。(おひとりの先生は渡利にお住まいです。)

「筝の『こと』」について教えていただいた後,早速,「春の海」を演奏していただきました。

 お二人の先生による「春の海」の演奏にっこり尺八のパートも筝で演奏くださいました。

映像も交えながら,筝と琴の違いや,楽器「筝」の基礎知識など,とても分かりやすく教えていただきました。

 宮城道雄さんの紹介 「各部分には『龍』に見立てた名がついていますよ。」

2曲目は「衛兵の交替」です。 こちらも宮城道雄の作品です。

バッキンガム宮殿の衛兵が描き出されています。先生の手から,いろいろな奏法が繰り出されます。

その後も,「小さい秋見つけた」,「花は咲く」を聴かせていただきました。

胡弓と筝による「小さい秋見つけた」期待・ワクワク胡弓も演奏していただきました。

「花は咲く」 筝の調べに聴き入る子どもたち

 お二人の先生による,筝や胡弓の演奏に聴き入る子どもたち。

 演奏後には,子どもたちからの質問にも答えてくださいました。

  「指は痛くならないのですか。」   「上手にひくこつはありますか。」

 「筝の曲には音符はあるんですか。」  「どれくらい筝をひき続けていらっしゃるんですか。」

そして最後に,各クラスの代表の子どもが感想を発表しました。

 今日は演奏を聴かせていただきありがとうございました。

期待・ワクワク「今日は,美しい演奏を聴かせていただきありがとうございました。・・・」

笑う「筝や琴について,初めて知ることができました。・・・」

お二人の先生のすばらしい演奏をとおして,子どもたちは,筝の音色の美しさにふれることができました。

先生方,お忙しい中,子どもたちのために筝の出前授業を行っていただき,誠にありがとうございました。