杉妻小学校日誌

世界にはばたく「航平ノート」道徳科の学習

北校舎階段の踊り場掲示板に、5年生が道徳科で学習した足跡を掲示していました。

世界にはばたく「航平ノート」

内村航平選手の体操との向き合い方を通して,探究心を育み,努力すること及びやり遂げたときの充実感に気付けるようにした教材です。

「希望と勇気」「努力と強い意志」「より高い目標に向かって」などがキーワード

児童が自分自身をみつめることをねらいとしています。

まだメモはひとクラス分ですが、これから残りの3クラスも掲示するとのことで楽しみです。 


児童のメモを見ていたら、2016年リオデジャネイロオリンピックのある場面も思い出しました。

記者会見で、内村選手に「審判に気に入られているのではないか」という質問に対して、「ムダな質問だ」と制したウクライナのベルニャエフ選手のことです。

わずか0.099点差で銀メダリストになった彼は、

「スコアをつけることの公正さは、みんなが知っている。さっきの質問は全く意味がない」と一蹴しました。そして

「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の選手と一緒に競い合えていることがうれしい。」

と語ったベルニャエフ選手。

あの場面に、胸を打たれた人は他にもいると思います。

 

自分自身をみつめたその次の「人とのかかわりをみつめる」道徳科の学習で、児童からどんな言葉がでてくるのかも楽しみです。