蓬莱東小学校日誌

「サーカスのライオン」~3年生国語科の研究授業から~

3年生は、国語科教材「サーカスのライオン」の学習を通しながら、登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結びつけて具体的に想像する力を身につけていきます。

今日は、校内の教員全員が参観しての研究授業を3年生の学級で行いました。

「金色に光るライオンは、空を走り、たちまち暗やみの中に消えさった。」という抽象的な表現が、この物語に登場するライオンのどのような思いや人物像を表しているのかをみんなで考えました。

「金色に光るライオン・・・」の「金色」を他の言葉に置き換えるとどのような言葉になるのか、グループの仲間と相談しながら考え、それぞれの考えや根拠を話し合いました。

3年生の子どもたちは、登場人物の気持ちや情景をよく読み取り、「金色」が表す意味を「やさしさ」や「勇気」、「強さ」などの言葉に置き換えていました。発表者の話を学級の仲間全員が真剣に聞いている態度もとても立派でした。

日々の授業に真剣に取り組んでいる成果が、今日の研究授業にもよく現れていました。