北沢又小学校日誌

5年生、宿泊学習に行ってきました。

 6月14日(月)15日(火)に、5年生が「いわき海浜自然の家」に宿泊学習に行ってきました。

 5月、コロナウイルス感染が拡大し、福島県の全小中学校で宿泊を伴う学習学習は一時中止・延期となり、ただひたすら、感染が治まることを願いながら準備をしていました。

 5年生の願いが通じて、何とか宿泊学習実施OKとなりましたが、次は天気です。長期予報でずっとこの日の天気をみていましたが、とにかく「雨で気温は低い」予報が続いていました。せっかくいわきに行くのですから、海を学習の場にしたい(海に入りたい)という思いと願いがありましたので、こちらも「晴れろ~晴れろ~」とひたすら祈っていました。

 そして当日、さすがに晴天とまではいきませんが、雨は降らず、若干涼しい感じですが時折日差しが差すまずまずの天気となりました。

 初日は、海辺(岩場)での磯遊びです。海水は冷たかったですが、子どもたちはあっという間に磯遊びに夢中になり、海水の冷たさも何のその、いろいろな生き物を見つけては大はしゃぎでした。ズボンやシャツをびしょびしょにしながら活動している子どももたくさんいました。本宿泊学習のねらい1つクリア!です。

 夜は「キャンドルファイヤー」を行いました。火の神から火をいただき、その妃を囲んで、各班からの出し物(スタンツ)を楽しんだり、みんなで踊ったりと、楽し時間を過ごしました。本宿泊学習のねらい2つクリア!

 2日目は、「いかだ乗り」です。朝から濃い霧が立ち込め、自然の家の方からは「霧がはれなければできません」と言われていました。とにかく砂浜まで行こうとバスで出発。なんと霧がはれ、日差しが差しこむ絶好の天気となりました。(でも、海水はかなり冷たい)自然の家の方から注意事項を聞き、ライフジャケットを着て活動開始です。全員で一度に乗れないので、いかだに乗る人は交代で、それ以外は、砂遊びや波乗りをします。どの活動もとても楽しそうで、気温・水温が低いのも何のそので、元気いっぱい活動することができました。本宿泊学習のねらい3クリアです。

 メインの活動以外にも、みんなで入浴、各部屋ごとに仲良く生活、けがや事故なく活動など、宿泊学習のねらいをすべてクリアして、無事学校に帰ってきました。実施することすら危ぶまれ、天候も予報では最悪でしたが、5年生の日ごろの行いのおかげ?で、最高の宿泊学習になりました。私(校長)もとても楽しい2日間でした。

 保護者の皆様には、準備等大変お世話になりました。ありがとうございました。10月の6年生の修学旅行も楽しみです。それでは、活動の様子をいくつか写真でご紹介します。

   食事だけは、コロナウイルス感染予防のためバイキングはなし。一人一机での食事でした。でも、今の状況では仕方ありませんね。自然の家の皆さんには、大変お世話になりました。