水原小学校日誌

春の訪れ


子どもたちが学校の花壇に植えたチューリップの球根が芽を出しました。春の足音が聞こえてきます。

震災から5年になる今日は、全校朝の会で校長先生から、震災でなくなった人たちや避難をしている人たちの話がありました。最後には「あたりまえ」という詩を読んでくださいました。「自分で歩ける。音が聞こえて声が出る。・・・・・・・・・食事が食べられる。夜になるとちゃんと眠れ、そしてまた朝がくる。笑える。泣ける。走り回れる。みんな当たり前のこと。こんな素晴らしいことをみんなは決して喜ばない。このありがたさを知っているのは、それを無くした人たちだけ。なぜでしょう。あたりまえ。」
4校時は全校道徳を行いました。災害の多い国、日本。しかし、日本人は、過去のたくさんの災害、困難にくじけず、そのたびに力を合わせてがんばってきました。「くじけずにがんばることの大切さ」を学びました。


もうすぐ春はやってきます。震災、原発事故という冬の時期を乗り越え、東日本、そして、福島県に復興という「春」も確実にやってくることを願っています。(この花壇にはハートの形にチューリップが咲くようです。)