9月27日 PTA親子活動として防災教室を実施しました。
青少年赤十字防災教育プログラム『まもるいのち ひろめるぼうさい』の事業の一環として、日本赤十字社 福島県支部 組織機振興課の方を講師にお迎えし、防災教室を開催しました。
子ども達と一緒にお父さんやお母さんも防災教室に参加し、親子で防災について勉強をしました。日本赤十字社の講師の方以外に、飯野町赤十字奉仕団のボランティアの方々にも非常食づくりにご協力いただきました。
まずは、非常食づくりの体験として『ハイゼックスご飯』を作りました。ご飯を炊く専用のハイゼックスの袋にお米と水を入れて、空気をぬいて輪ゴムで袋の入り口を結びます。低学年のお友達はお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、一緒に作っていました。
それを袋ごと沸騰した大きな鍋に入れて30分間ゆでます。子どもたは、100人以上のご飯を作れる大きな鍋にびっくりしていました。
ご飯ができる間に『災害時のシュミレーション』の講義を受けました。
まずは、災害時に避難場所に何をバックに入れていくかを親子で考えました。
子どもと親とでそれぞれ持ち出すものを考えた後に、親子で何をバックに入れていくか。真剣に話し合っていました。
厳しい避難所生活では精神の支えも必要なので、家族の写真を持っていくという意見も出ました。
次に、『新聞紙スリッパづくり』をしました。子ども達も簡単に作れるもので、実際の避難所で役立つ知恵を教えていただきました。
30分の講義の後に、でき上がったご飯をいただきました。ふりかけをかけて食べるご飯でしたが、子どもとては皆、口を揃えて『美味しい』と嬉しそうにいただいていました。ご飯の他にハイゼックスの袋で作れる蒸しパンやコーヒーゼリーも非常食として作り、口直しに食べました。
水原小学校は避難場所に指定されており、実際に避難したことを想定した非常食づくりの体験は、子ども達にとっても保護者の皆様にとっても役に立った防災訓練だったと思います。