3月7日 6年生に、性に関する指導を行っていただきました。
市の健康推進課の保健師さん2名にお越しいただきました。
来年度から中学生になり、新しい環境で学校生活を送る6年生は、思春期で心も体も大きく変わっていく時期でもあります。
将来どうなっていくのか楽しみな気持ちと不安な気持ちを併せ持つ時期ですが、すてきな自分の人生を生きていくために性教育はとても大切なものだそうです。
思春期の男女の体外・体内の変化の違いをはじめ、受精について教えていただきました。
鉛筆の先でちょんと紙に点を描いた大きさが、いのちの始まりの大きさです。
また、実際に10kgの重りを着て、妊婦体験をしました。
重くて動きづらいし、かがむのも寝返りを打つのも一苦労ですね
担任の先生も体験してみました。起き上がるのが大変そうですね…!
そして、子どもたちだけでなく、校長先生をはじめ職員も赤ちゃん人形を抱っこさせていただきました
首がすわっていないので慎重に扱わなければならず、ドキドキしてしまいました
授業の中では母子手帳を見たり、おうちの方からのお手紙を読んだりする時間もあり、あたたかい・うれしい気持ちになったのではないでしょうか。
思春期は心と体が急激に成長するため、素直に自分の感情を表現できなかったり、本心と違う言葉を周りの人にぶつけてしまったりと、うまくバランスがとれずにとまどってしまう時期でもあります。
そんな経験を経て、すてきな大人になっていくのですね。
最後に保健師さんから、
将来への不安・新しい環境に向けて不安になるのは当たり前。自分の気持ちを大切にしながら、素直な気持ちを伝えられる、信頼できる存在を見つけてほしい。お互いを尊重し、大切にすることを学びながら、大人になっていきましょう。
というお話がありました。
自分が待ち望まれて奇跡的な確率で生まれてきたことや、思春期のとまどいを経てすてきな大人になっていくことを実感できる、とてもあたたかい気持ちになる時間でした。ありがとうございました。