5月19日 6年生が2回目のクマガイソウの里のガイド活動を行いました。
先週の13日は霧雨から天気も回復し、晴れ間がのぞく中でのガイド活動でしたが、本日は雲ひとつない絶好のガイド日和となりました。クマガイソウの里に向かう途中に見える安達太良連峰の雪も少なくなってきました。
本日は水原のクマガイソウの里のガイド活動の2回目です。
5月3日からスタートしたクマガイソウの里まつりは、昨日までで約3300人ほどの見学者になっているとのことで、今年は例年いなくクマガイソウの花の持ちがよく、5月22日までのまつりの開催期間中は、花が終わることなく咲き続けていそうだとのことでした。週末も多くの見学のお客さんがありそうですね。
子どもとたちは先週の反省を活かし、植物の名前の由来などについて事前学習もしてきました。
クマガイソウの里に到着すると、早速、小学生にガイドを依頼したいと待っていたお客さんがいました。
その方は、先週、6年生がガイドをした「福島県もりの案内人の会」の八巻さんから紹介された方でした。また、松川町から来られたご夫婦も是非小学生に案内してほしいと出発前に声をかけられました。
今日もクマガイソウの群生地までの道案内と道端に咲いている花や珍しい植物の説明をしながらのガイド活動の開始です。
今日はお客さんの体力を考慮し、途中途中で休憩を入れながら配慮あるガイドです。
今日は道端に咲いている小さな花や植物について、調べた由来などを交え丁寧に説明していました。案内人の6年生が紹介した花の一部分です。
クマガイソウの群生地に到着すると今日もクマガイソウが見ごろの状況で、クマガイソウが満面の笑顔で一斉にお客さんを迎えてくれていました。
クマガイソウの由来についてしっかりと事前学習し、資料まで準備してきて丁寧にガイドをしていました。
※鎌倉時代の武士の熊谷(くまがい)直実が背中に背負った母衣(ほろ)が袋状の花に似ていたから、クマガイソウと名付けられたそうです。
良く観察すると花が双子になっているクマガイソウが稀にあるとのことで、ガイドの6年生は説明をして見つけてくれました。中央にある個体が二輪咲かせているクマガイソウです。
1回目のガイドよりも、お客さんを気遣い丁寧でわかりやすい案内でした。
駐車場に到着し、案内を聞いてくださった方々にお礼を言って、クマガイソウの里を後にしました。
今回のガイド活動は、水原の子ども達が水原の素晴らしい財産を理解するとともに、自分達の水原の良さを発信できた素晴らしい活動でした。
※本日、案内させていただいた方は(先週、案内した八巻さんから紹介された方)、福島市の蓬莱町に住んでいる齋藤義行さんで、松川町に『ぎゃらりぃ さいとう』を開かれており、奥様が人形作家で「ほのぼの人形」を作られています。展示会を各地で開いたり、地元のギャラリーで人形を展示されているとのことなので、機会があったら見てみたいと思いました。