2月5日(火)に、「学校保健委員会」が行われました。
学校医の先生、薬剤師、信夫地区担当保健師、保護者(18名)、教員(9名)が参加し、本校の課題から、子どもが健康に生活していくための方策について考えました。
講師に、国立大学法人福島大学 人間発達文化学類 教授 菅家礼子先生にきていただき、「子どもの肥満への対応~運動からのアプローチ」と題して、実技を交えて講演していただきました。
講演では、児童期の子どもにとっての運動の意義、肥満に関する悪循環と好循環、運動による消費カロリー、運動を継続する上での課題について説明していただき、実際に2人組での運動や、新聞紙などの用具を使った運動を行いました。
話の内容は、子ども目線で、楽しく取り組ませること、また、効果が期待できる運動の量や激しさなど、日常生活で意識しやすい内容でしたので、すぐに取り入れられそうな感じがしました。
さらに、実技では、1人で行う運動と、2人組で行う運動を紹介していただいたので、親子で楽しく取り組めるのではないかと思います。
大人は、運動とスポーツを結び付けて考えてしまいがちですが、子どもはいろいろな動き自体を楽しみ、運動していくことを改めて実感することができる講演でした。