福島市立庭坂小学校
突然発生した熊本県の地震は,5年前の東北地方太平洋沖地震を彷彿とさせる規模で,多くの死傷者がでて,日に日に被害が拡大している状況です。5年前のあの日から,余震が多発し「地震酔い」と呼ばれるふわふわした感じがいつまでも残っていたことを思いまします。
天災に限らず,災害はいつ起こるかわかりません。4月20日(水)は,そういった災害に備えての避難訓練を行いました。
まず,地震が起こった想定です。子供たちは机の下に潜って,落下物から身を守る訓練をしました。
頭を隠さないでおしりを机の中に入れている子供もいましたが,訓練をする中で,「備える心」と「身の守り方」を身につけていくことが大切だと思っています。
地震のために,給食室から火災が発生。みんなで校庭へ避難します。無言で避難するのは,避難している途中での指示を聞き漏らさないためです。教師の先導で,みんな真剣に避難しました。
避難に要した時間は2分50秒弱。288名の安否確認にかかった時間としては,そして,初めての教室からの避難としては,とても短い時間で避難できたと思います。
全体会では,それぞれの学年を代表して,訓練の感想を発表しました。