あの日は忘れません

あさって11日は東日本大震災が発生して7年。

今週から「ふくしま道徳教育資料集」を活用した道徳の授業を各学級で行っていますが,11日を前に今日,東日本大震災発生7年の追悼集会(放送集会)を行いました。

小学校で震災を経験している子どもはいませんが,幼稚園や保育所などでの経験を覚えている高学年,実際に避難を経験している子,おうちの方の苦労の様子を肌で感じ取った子など,当時の様子,これまでの大変さを知っている子が多くいます。

あの日のこと,現状などを話したあと,震災で亡くなられた方々が安らかにお眠りいただくよう全員で黙祷をしました。

いつもは元気な子どもたちも,この時間に福島県のPRソング「雲のかなた」が流れると,いつもとは違う雰囲気を感じ取って,静かになりました。放送室からも学校内が静寂になった様子がわかりました。

この記憶(防災を含め)はいつまでも忘れずに伝え続けること,復興を目指して元気に生き抜くことなどを付け加え集会をとじました。

教頭先生が,ふと漏らした「半旗はさびしいですね。」という言葉が,あの日を物語るようでした。