あの日を思い,未来を想う

東日本大震災から6年が終わろうとしています。
本来であれば,明日が追悼の日となりますが,休業日ですので本日行いました。
半旗掲揚と放送朝の会により,大震災で命を落とされた方々の冥福を祈りました。内容は以下のとおりです。

『これから大切なお話をします。席について静かに聞いてください。

今から6年前,2011年(平成23年)3月11日14時46分東北地方から関東地方にかけて大変大きな地震が起きました。
今,水保小学校に通っている皆さんは,小学校では経験していません。
6年生や5年生が幼稚園,保育所での記憶があるかもしれません。
 
電気が,水道が止まりました お店で品物が無くなりました。
ガソリンが無くなって車が運転できなくなりました
バスも飯坂電車もJRの電車も止まりました。
 
地震や津波で2万以上の多くの人が亡くなりました。
6年たった今でもまだ行方不明の方も多くおられます。
 
私たちの福島県では原子力発電所が爆発して,しばらく校庭が使えなくなり,体育館での体育や,外での観察もできないなど,不便なことが多くありました。
今でも約12万以上の人が住んでいた場所とは違う場所で暮らしています。

明日から違うところに住んでくださいと言われたら,皆さんはどうでしょうか?
 
明日はこの大きな地震が起きてからちょうど6年目になります。
これから,この大きな地震でなくなった多くの人々が,安らかにお眠りできるようお祈りしましょう。
皆さん,起立してください。黙祷という言葉を言います。
止めというまでその場で静かに目を閉じてお祈りしてください。』

明日3月11日(土)は大震災から6年の鎮魂の日。
あの日を思うとともに,未来を想う日としたいと思います。