生活の中にデザインがいっぱい

20日(月)2校時,小中連接事業の一つとして吾妻中学校の教員(美術)による出前授業が行われました。中学入学を前にした子どもたちが直接中学校の先生から授業を受けるチャンス。
「中学校ではどんな勉強をするんだろう?」と興味をもちながらも少々緊張気味に授業に臨みました。
石けんを手に塗り水の入ったあまりくぼみのない重いペットボトルからコップに水を注ごうとするとうまく注げません。ところが,くぼみのあるペットボトルだと水が注ぎやすくなります。
今回,手に水を塗ったのは筋力の無い乳幼児や高齢者の疑似体験をとおして,実はこのくぼみが大切(持ちやすさ)だということを学んでほしかったということでした。
「私たちの生活の中には,デザインされたものがたくさんあり,それは見た目や選ぶ人の好みの他に使いやすさということもいっぱいつまっている。デザインには理由がある。」
子どもたちは,中学校の先生の説明に納得した表情で聞き入っていました。
中学校の授業への期待が膨らんだようです。