未来に向けて!

昨日,福島第一原子力発電所と富岡一・二小,富岡一・二中の視察の機会があり,行ってきました。
震災・原発事故から6年以上の年月が経ち,山木屋地区や相双地区も復興の兆しが見えました。
しかし,原発立地付近では,依然バリケードがあったり,田んぼが低木で覆われたりと6年前から時が止まったままの様子も見られました。
2号機と3号機の脇を専用のバスで通りました。バスからも壊れた様子が分かりました。
そのときはバスの中でも200μsv/hありました。
また,多くの大きなタンクも林立していました。
廃炉に向けての困難な道のりを垣間見た気がします。
そんな困難な状況の中でも,多くの作業員の方が懸命に作業に取り組まれていました。
福島の未来のためにもがんばってほしいと思いました。
お昼は,富岡町にあるサクラモールで弁当を食べました。
入り口には人型ロボットもいました。
午後は,三春町で学校を再開している富岡町の小・中学校を視察しました。
4校が同じ仮の校舎で学習を進めていました。
5年生では先生とともに地域を見つめる,見つめなおす授業を展開していました。
どの学年も少ない人数でしたが,校長先生方がタッグを組み,ここの学校ならではの学習を展開しようとがんばっておられました。
その熱意が子どもたちの「笑顔」「元気」「前向き」「感謝」として活きていました。
  
左から山木屋地区の田んぼのスケートリンク  富岡町で建設中の小中学校  サクラモールにいたロボット
  
左から4校の校旗を入れたデザイン旗  階段に掲げてあるデザイン画(中学生制作) 地域学習のまとめ