大久保小学校日誌

読書集会

お昼休みに、学校司書として毎週水曜日に勤務している、先崎さんに本の紹介をしていただきました。今日紹介していただいたのは、菅聖子さんの『世界を救うパンの缶詰』という本でした。

那須塩原のパン屋さんが、苦労を重ね、パンの缶詰を作ったというお話です。

阪神淡路大震災時に、食料としてのパンをなかなか届けられなかったことをきっかけに、何度も挑戦しながらパンの缶詰を完成させました。その缶詰が世界を旅し、宇宙まで届けられたそうです。

「救缶鳥(きゅうかんちょう)プロジェクト」という運動を行っている…、という読み聞かせではなく、本の紹介でした。

このように、お互いに自分のお気に入りの本を紹介し合う「ビブリオバトル」というものがあるということも教えていただきました。

先崎さんは、毎週、子どもたちが本に親しむようにと、季節ごとのかわいらしい掲示物を作成したり、古い本を修理したり、新しい本にカバーをかけたりとたくさんの仕事をしてくださっています。おかげで、いつも本がちきんと整理され、図書コーナーを訪れる子どもも多くなっています。