青木小学校 学校日誌

日本郷土食めぐり~宮城県~

 今日の給食のメニューは、ごはん、牛乳、油麩卵とじ、ささかまのごまみそ和え、はっと汁でした。

 今日は、福島県の北に位置する宮城県の郷土料理でした。

 今から400年も昔のこと、伊達藩では米どころであっても「米を食わず雑穀を食うべし」という「百姓法度」が出され農民は満足に米を食べることができませんでした。こうした中、農民は畑で作った小麦を粉にして練って茹で上げ「はっと」として食べていて、長年の知恵でよりおいしい食べ物へと工夫されていきました。そのおいしさから農民が小麦料理を好むあまり、米を作らなくなっては困ると殿様が「ご法度」にしたという由来もあります。

 普段なかなか口にすることができない郷土料理を食べることができるのはうれしいですね。