野田中学校日誌

今週の野田中学校《感謝》

 同級生でも先輩・後輩でも、一緒に過ごす時間が長くなると、忘れやすいものがあります。感謝です。

 感謝は大切。こんな当たり前のことを、改めて考えるきっかけがありました。

 それは、野田中学校3年生の一言です。

 毎朝、生徒が気持ちよく昇降口を使えるように教員数名が清掃しています。先日、登校してきた3年生が感謝の表情であいさつをしていました。

 「おはようございます。ありがとうございます。」

 思っていても言葉にするのは勇気がいります。でも、「ありがとうございます」と言われると本当にうれしくてやりがいを感じます。今後、小さなことでも「感謝 -ありがとうー」が学校中に増えていくように思います。

 12月。3年生は、人生で初めて迎える高校等の受験が間近になってきたことを感じています。

 3年生のある学級では、生徒が受験に対する悩みを各自が整理して言葉にしたり、みんなで悩みの言葉を聞いたりする授業が行われました。

 

 ある生徒は、授業を振り返り次のように書いています。「受験勉強が思うように進まないので悩んでいました。でも、同じように感じている仲間がいることがわかったり、勉強がうまく進むやり方を教えてもらったりしたので安心しました。クラスのみんなに感謝です。」 毎日一緒にいるみんなに感謝の気持ちを伝えると、より一層みんなから応援してもらえるようになります。味方が増えます。

 2学期もあとわずかです。感謝を忘れずにいようと思いました。