日誌

鉛筆 星の王子さま。〔芸術鑑賞教室〕

 令和3年11月22日(月)、東京演劇集団風の皆さんに「星の王子さま」を上演していただきました。この「星の王子さま」は、およそ1500のステージの上演を重ねてきたそうです。キツネが王子におしえる「大切なことは、目にみえないんだ」というセリフのように、人間が生きていくときに、何が大切なのかを考えさせられることがたくさんちりばめられていました。“ほんもの”に触れることができ幸せです。

※「星の王子さま」が書かれたのは、1943年。地球上では「第二次世界大戦」という悲惨な戦争の渦が、世界中の人々を苦しめていたときです。作者であるサン・テグジュペリは飛行機乗りであり、当時世界中を空の上から見つめながら様々なことを感じていたと思います。大自然に生きる動物や雄大な景色、完全な暗闇に光る一点の星の明かりが命をつなぐ存在だったり、人間たちがお互いに憎しみあい、傷つけ合う悲惨な現実もいやというほど見てきたでことでしょう。そのような時代で作者は、親友のため、又世界中で苦しんでいる人、あとから生まれてくる人達にメッセージを送ってくれたのだと思います。「光と陰」の世界に生きるすべての人達にとって、「星の王子さま」は人間社会の厳しい現実や、はかなさを痛感するのと同時に、夢と希望を持ち続けながら人々がふれ合うことの大切さを意識させてくれます。(東京演劇集団風HPより)