幼稚園ブログ

次は絶対勝つ!(運動会の練習を通して学ぶもの)

 今週22日は第2学期の始業式でした。子どもたちから楽しかった夏休みの紹介がありました。またこの日、化石の中からよみがえった"アーケオプテリクス"(始祖鳥)から、運動会では2つの恐竜チームに分かれ「恐竜たちの大バトル」を展開するため、全力で練習に励むよう指令がありました。
 りす組の子どもたちはかけっこやリレーの練習の中で、負けて悔しがりながらも「次は絶対勝つ!」と張り切る姿が見られました。初めての集団生活の中、勝つ嬉しさや負ける悔しさを味わい、決して諦めずに次への意欲を高めていく。そんな、人として生きていくことの根っこの部分を、この幼稚園で学んでいるのです。素晴らしいことです。
 そして、24日には誕生会が行われました。この日のサイエンスショーは、テレビやパソコン、スマホに使われている「偏光板」を使って、光の性質を目で見ました。その後のイス取りゲームでは、途中で敗退し悔しくて泣いている子のもとに、ティシュペーパーを持って駆け寄る子がいました。本当に優しい子どもたちです。
 さて、広がり続けるコロナ禍の中、逆境に耐えつつ、希望をもって未来を切り拓いていく。こうした、心も体もたくましい子どもに育ってほしいと願い、私たちは日々、子どもたちを励まし続けているのです。