幼稚園ブログ

人が死んだらお花とかあげるでしょ。(主体的活動と経験)

 今週は2日間しかありませんでした。久しぶりに登園した水曜日。きりん組のみんなでお世話していたザリガニが2匹とも死んでいました。「お墓を作ろう!」子どもの発案から活動が始まります。
 みんなでスコップを持って、場所決めから、穴の深さや大きさ、餌や水も一緒に入れようなど、お世話した経験を想い出しながら、みんなで話し合って活動が展開します。最後に、きれいに土をかけたらお墓の場所が分からなくなってしまいました。
 そしたらI君「みんな聞いて!!」「人が死んだらお花とかあげるでしょ。」すると、みんなでお花を飾ってあげることになりました。ここでも、家族で行った墓参りの経験が生かされています。こうした子ども主体の活動は、経験によって生み出されていきます。この時期の子どもの経験は大変重要です。
 さて、明日は秋分の日です。先祖を供養することの意味を伝えるなど、お子さん自身の経験を大切にしてあげてほしいと思います。