幼稚園ブログ

いっしょにやろうよ。(集団の育ちと個の育ち)

 子どもたちは先週も運動会の練習に一生懸命でした。
 りす組の玉入れでは、黄色チームとピンクチームがいつも接戦になります。その日の1回目は黄色チームが勝ちました。でも、黄色チームのN君は機嫌を損ねて戦線離脱です。そしたら2回目はピンクチームが勝ちました。
 ここで黄色チームは、みんなでN君を迎えに行きました。「いっしょにやろうよ。」するとN君、みんなの言葉でやる気が出ました。最後の3回目、N君を加えた黄色チームが再び勝利できました。
 また、牛乳が飲めるようになったI君は、牛乳を飲み終えるといつも隣のY君にコップの中身を見せます。Y君はこの日も、いつものように驚いて見せました。素敵な仲間たちです。
 集団には教師以上に、個の成長を促す力があります。学級が共感的で向上的な集団に育つことで、教師を介さずに友達同士が互いに育て合う存在となるのです。それが私たちの仕事なのです。