幼稚園ブログ

夏休み自由研究【笹さんぽ(その2)】

夏休み自由研究【笹さんぽ(その2)】

「こんなにたくさん流れている水、どこから流れてくるのかな?」

かがやきファーム(園の畑)に行く途中、郵便局から斜めに道路を渡り、小学校のプールに沿って流れる用水を、グレーチング越しに覗いてみる園児が。

 

なかなか目の付けどころがいい。

笹谷の歴史と、この用水には深いつながりがあります。

この用水のもとは、栗本堰といいます。取り入れ口は、松川、奥松川橋の上流にあります。

栗本三左衛門が開削し、享和3年(1803)幕領桑折代官所の許可を得て大改修しました。その後幾多の改修を経て、縦横無尽に走る用水は、笹谷を中心とした阿武隈川西部の多くの田畑を潤すこととなりました。

詳しいことは、水神様(笹谷道本林)の土台の板碑に記されています。

 

 

幼稚園のすぐ西側にも、栗本堰を見ることができます。

 

栗本堰は今も現役、先人の偉大なる功績ですね。