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授業をひらいて目標達成を目指す!

 7月2日に国語科の校内授業研究会、7月4日に県教委のイノベ人材育成推進事業の一環として数学の授業研究会が本校で行われました。いずれも、2年生の授業を通して、我々教師の授業力を高めることを目的に実施されました。また、7月5日には県北教育事務所長訪問、7月9日には学校評議員会が行われ、本校を訪れた皆様に、短い時間ながら、すべての学級の授業を参観していただきました。生徒が落ち着いて学習している様子は称賛され、たいへんうれしく思いました。

 「よい授業がしたい」

 教師なら誰もがそう思い、日々の授業を振り返り、研修を重ねながら授業づくりに励んでいます。時には、「国語が得なAさんも退屈しないで学び続ける授業にしたい」「数学が苦手なBさんも『できた』とつぶやく授業にしたい」など、日ごろの様子から具体的な目標を掲げて授業を行います。目標が達成できた時は、教師もうれしいものです。しかし、「よい授業だ」と自画自賛するような授業を私は経験したことがありません。「それでもプロか」と言われそうですが、だからこそ、本気になって追求し、多くの目で授業を検証し、教師の力を高めていくことが大切なのだと思います。

 本校では、説明する場面を意図的に設定し、「事象や理由を相手にわかるように説明すること」ができるように授業改善を進めています。授業後の協議会では、目標を達成するには、どのように支援すればよいのか、どのような準備が必要なのかなどが議論されました。

 学校としての授業改善の目標、教師一人一人が日ごろの授業から感じている授業づくりの目標がそれぞれ達成できるように、これからも精進してまいります。本校を訪問してくださった皆様に御礼申し上げます。