福島市立水原小学校
6月21日 令和4年度 キッズシアター
古典落語「井戸の茶碗」より「くず~い 屑屋でござい」を観劇してきました。
出発前のあいさつ。みんなわくわくしています
この劇は、「くず~い 屑屋でござい」と大声を出しながら江戸の長屋を回る、正直が取り柄の働きものの清兵衛さんのお話です。屑屋さんは、紙くずなどを買い取って集め、またすきなおして紙を売る仕事だそうです。
現代とは違った話し方や生活の様子を楽しく知ることができ、子どもたちはたくさん笑いながら観劇していました。
江戸の暮らしは、SDGsにつながる仕組みがたくさんあるそうです。
屑屋さんをはじめ、灰を買い取ったり、溶けたろうを買い取ったり、割れた茶碗を直したりするお仕事もあり、なんでも再利用するので、道路にはごみが落ちていませんでした
灰や紙くずから排泄物まで、なんでも大切に再利用していた江戸の暮らし。
現代の私たちも見習いたい工夫がたくさんありました
帰校後、子どもたちからは「おもしろかった~」という声が聞かれました。低学年にもわかりやすく、楽しく学べる観劇となりました。