新年度になり、初めての鼓笛練習。

３月の鼓笛移杖に向けて練習を重ねてきた現２～６年生の子どもたち。

さすがの演奏です。

音を合わせる……

「主旋律を生かす」

「指揮者を見る、それぞれのパートの音をきく」

「自分のパートの役割を果たす」

そして、１つの楽曲を創り上げる。

鼓笛をはじめ、合奏や合唱など、音楽の醍醐味の一つともいえます。

「上手に演奏する」「うまく演奏する」ことも音楽の知識・技能として大切です。

でも音楽だけではない、生き方そのもの、いわゆるキャリア教育としても、大切な資質・能力が見え隠れしています。

「自分の役割を果たすこと」

「他者の思いを量ること（友だちの演奏をきく・合わせる）」

「（ズレやテンポに合わせて）調整すること」

多様な他者と生きていく子どもたちの将来、人間関係や社会形成に係る力や課題へ対応する力、そういった力を育成する機会がこの『鼓笛』の活動にも含まれています。

本校では１年生から鼓笛パレードに参加します。

入学からまだ１週間の１年生が「鼓笛」とは何かはっきりと理解する前に、

ポンポンをふって歩き出す姿からも、子どもたちのもつ『力』に驚かされます。