お知らせ

　福島市では、「戦後８０年記念　中学生広島派遣事業」として、市内の各中・義務教育学校の代表生徒を８月５日～７日に広島に派遣します。そこで、７月５日（土）に結団式、事前学習会、保護者説明会を行いました。

　結団式では、生徒２１名一人一人に教育長から福島市平和大使の認証状が交付されました。教育長はあいさつで、体験を通して８０年前に広島に何があったのかを自分の目と耳と心で感じ取ってきてほしいことや、それをもとに、これから自分がすべきことを深く考え、自分の言葉で、家族に、友人に、地域や市民の皆さんにしっかり伝えてほしいこと、そして、生涯にわたって「平和」への思いを胸に抱き、人生を歩んでほしいと話しました。また、学校の垣根を越えた仲間や広島で出会う同年代の方々との交流を通して、皆さん自身の世界を広げるチャンスとしてほしいとの話がありました。

　その後、学習会として、各班に分かれて顔合わせをしたり、この派遣事業で学びたい自分の課題をまとめたりしました。また、広島でのフィールドワークの計画を立てる活動を行いました。

　今後、さらに２回の学習会を経て、広島へ向かいます。生徒たちが貴重な体験を通して平和への思いを次世代に継承し、福島市の「平和を担うリーダー」に成長してくれることを期待しています。