カローリング
2022年2月25日 15時40分今週の月曜日,校長先生が「カローリング」を借りてきてくださいました。床の上で,カーリングを体験できる道具です。
体育館に置かれ,児童は底面にローラーがついたジェットローラと呼ばれる球を,ポイントゾーンにめがけて滑らせます。力加減や方向などが難しく,思い通りには容易にはいかないものの,楽しく取り組んでいました。北京オリンピックでのロコ・ソラーレの活躍ぶりがすぐに思い出されますね。
さて,ある図書に日本バスケットボール協会理事が、
「日本(のスポーツ界)には,一生懸命に頑張る文化はあるけれど,選手が自ら考えて行動する文化がなさすぎる」
と話したことが載っていました。そして,自ら考えて動けないのはスポーツ選手に限りません。日本の教育の問題だと感じます・・・との言葉もあり,ドキッとするとともに,そうだなぁと納得することもありました。教師(大人)がもっている答えを追求させる・・・そういった授業が多いのは確かです。
しかし,これからの時代を生き抜く子供たちに必要なのは,クリエイティブで主体的に考え,エラーを繰り返しながらトライを続けるといった「自ら考え,行動できる力」であり,「納得できる解に至れるコミュニケーション力」です。
あのロコ・ソラーレの明るく伸び伸びした姿を見ると,あんなふうに子どもが考え行動する学びの場をつくれたらいいだろうなぁ・・・そしてお互いにリスペクトできたら・・・と考えます・・・(-ω-)
教師も児童と同じように、自ら考え行動するように・・・借りてきたカローリングには、校長先生のメッセージが隠れていたのかもしれませんね・・・( ^ω^)