六華日誌

学校の様子から(校内点描・6年社会)

昼休みの様子です。

5年生は鼓笛移杖式のあともパレードや運動会に向けて練習を継続中。

4年生は教室ワックスがけのため机やいすが運び出された広々とした教室を満喫。

3年生は図工で作った粘土作品をうれしそうに見せてくれました。

6年生は社会科の授業。教師がベトナムに研修に行った時の経験を話し、先進国である日本が諸外国のためにできることは何か考えました。

1組の様子

2組の様子

授業のキーワードは「貧しさってつながっている」「自助努力」です。

子供達にはこんな質問をしました。

 「卒業して20年経ったある日、小学校時代の同級生に久しぶりに再会。友達から『最近、仕事クビになっちゃって、今、おなかすいているんだ。助けてくれない?』と、言われました。どうしますか?」

 A おにぎりやパンを買ってあげる

 B 何もしない

 C その他の方法

児童の選択は分かれましたが、「おにぎりを食べさせても根本的な解決にはならない」「その友達のためには仕事を探してあげることが大事」という意見が出ました。

教師からこの考え方が国際支援の大切な理念で、外国の支援にはお金や食糧支援だけではなく「自助努力」を支援する必要があるということを伝えました。

これからの時代を生きていく児童には広い視野を持ち、世界にも目を向けてほしいと思います。