笹谷小学校日誌

バランスのよい食事を学んだ食育教室(5年)

 7日(金)に栄養技師の佐藤佐智子先生を講師に招き、5年生を対象に「食育教室」を行いました。これまでの食育教室で、子どもたちは「噛むことの大切さ」や「野菜が健康のために必要」ということを学習してきました。今回の勉強は、成長期の食事に必要な三大栄養素(炭水化物・脂肪、緑黄色野菜、たんぱく質)を知り、バランスの良い食事の大切さを学習することにより、これからの自分の食事を見直していこうという内容です。
 佐藤先生からは、炭水化物・脂肪は熱や力になる黄色、緑黄色野菜は体の調子を整える緑色、そしてたんぱく質は体をつくる赤色と、色別に分かりやすくそれぞれの栄養について説明があり、『黄色はしっかり、緑はたっぷり、赤はほどほどに』という、これからの食事のめあてについてしっかり学ぶことができました。「ぼくは緑が少なすぎだった」「私は赤ばかり食べてたかも」「ぼく、緑はたっぷりでなく、ちびっとだった」と、子どもたちからは今までの自分の食事の傾向を振り返る発言が多く出されました。そして、佐藤先生のアドバイスを受けて、「緑のおかずを増やすよ」「肉ばっかり食べないようにする」「汁物もきちんととります」という、自分なりの食事のめあてを持つことができました。
 来週は宿泊学習でバイキング方式の食事を経験する子どもたち。今回の学習を通して、バランスよい食事メニューを選ぶことができるよう期待します!