笹谷小学校日誌

薬物乱用防止教室(5年)「お酒とたばこはどうしていけないの?」

 2020年1月9日(木)に学校薬剤師の矢吹先生を講師に迎え、5年生の子どもたちの「薬物乱用防止教室」を行いました。
 講師の先生のお話から、薬物とはシンナーや覚せい剤のように依存性を高め、身体を壊してしまうものだと知った子どもたちは、なんとお酒も薬物の仲間だと知りびっくり仰天。「お父さん、晩酌してるけど・・・。」「大人はみんな飲んでいるでしょ。」などの声。
 矢吹先生からは子どもの時期に飲酒すると①体の成長が遅れる②骨の成長に影響がある③脳の細胞を壊す、また、アルコール依存症になるリスクがあるというお話。「身長が伸びなくなる!ショックだあ。」「アルコール依存になると、あんなに脳に隙間ができちゃうのかあ」とスクリーンの図や写真を見つめる子どもたちからの声。
 薬物のもう一つの仲間、たばこについては、タールやニコチン、一酸化炭素といった有害物質が含まれていること、肺がんのリスクを高めること、副流煙が周囲の喫煙していない人々の身体へ悪影響を及ぼすことを学びました。「運動が続けられるよう、たばこは絶対吸わない!」「おじいちゃんに部屋の中で吸わないように注意してみる。」などの声。
 今回の授業で、子どもたちは飲酒と喫煙の健康被害について理解を深めることができました。実際の生活場面では、ご家庭での実践がとても大事です。この機会に、ご家庭でもお子様に復習、また親子の話し合いの場をもっていただければ幸いです。