笹谷小学校日誌

みんな真剣!緊張感いっぱいの防犯教室!

 9月13日(金)に福島北警察署のスクールサポーター渡辺さんを講師にお招きし、不審者対応訓練(防犯訓練)を行いました。この訓練は、子どもたちに不審者が学校に侵入したときの心構えや安全な避難方法を身につけさせるために毎年行われております。
 講師の渡辺さんが不審者役となり校舎西側職員玄関から侵入するところから訓練がスタート。事務職員の報告を受けた教頭先生が校内放送で子どもたちと先生方に次のような緊急連絡!
「ス○○○チが出ました。危険ですので放送を静かに聞きなさい」
 この「ス○○○チが出た」というの言葉は、笹谷小学校では「不審者が現れた」ということを意味するのは全校児童が知っております。(保護者のみなさま、「何が出た」という約束になっているのか、お子様にお聞きください。)
 このあと不審者の動きを確認しながら、教頭先生が校内電話で各教室の避難誘導。同時に男性教職員がさすまたを持って現場へ急行し、北校舎1階にいる不審者に対応。南校舎の各階の教室に迅速に避難した子どもたちは、引き続き机や椅子でバリゲードづくり。しばらくして、男性教職員の連係プレーによりPTA会議室に閉じ込められた不審者。不審者侵入から約20分、校内が緊張感で包まれたひとときでした。どの子も真剣な表情で避難訓練に臨みました。
 全体指導の場で①不審者に出会ってしまったら「イカのおすし」を実行すること②一人で家で留守番しているとき不審者から身を守るためには「いいゆだな」を実行すること③その他、帰宅時刻を守る、決められた道を通る、外出するときは何時に誰とどこに行くのか、いつ帰るのかを家の人に話しておく等、渡辺さんからは不審者対策についてご指導ただきました。その場でとるべき行動を語呂合わせて分かり易く説明をいただいたので、子どもたちも理解しやすかったようです。ぜひ、ご家庭でもお子様といっしょに「イカのおすし」と「いいゆだな」の復習、そして「我が家の不審者対策」について話し合いの場を設けていただきたいと思います。

「イカのおすし」
知らない人についてイカない
車に乗らない
大声を出す
すぐ逃げる
大人に知らせる
「いいゆだな」
家の鍵を見せて歩かない
家の周りを見てから入る
郵便受けを空にする
誰もいなくても「ただいま」
中に入ったらすぐ鍵かけ