笹谷小学校日誌

"2019.1.31(木)お酒とたばこはどうしていけないの?薬物乱用防止教室(5年)

 1月31日(木)に学校薬剤師の矢吹先生を講師に迎え、5年生の子どもたちの「薬物乱用防止教室」が行われました。
 講師の先生のお話から、薬物には、風邪薬や痛み止めのような病気を治す働きのあるものやシンナーや覚せい剤のような依存性が高まり身体を痛めてしまうものがあることに気づいた子どもたちですが、これら以外に、お酒も薬物の仲間だと知り驚きを隠せない子どもたち。「ウチのお父さん、毎晩飲んでるよ」「大人になったら、みんな飲むでしょ」「ボク、お正月に飲んだ」という反応。講師の先生からは子どもの時期に飲酒するデメリットとして①体の成長が遅れる②骨の成長に影響がある③脳の細胞を壊すということ、また、アルコール依存症の怖さについてもお話があり、「身長が伸びなくなるなんてショックだ」「アルコール依存になると、あんなに脳に隙間ができちゃうのかあ」とスクリーンの図や写真を見つめる子どもたち。
 もう一つの薬物の仲間、たばこについても同様に、タールやニコチン、一酸化炭素といった有害物質が含まれていること、肺がんのリスクを高めること、副流煙が周囲の喫煙していない人々の身体へ悪影響を及ぼすことを学んだ子どもたち。「ボク、ずっと運動続けたいから、たばこは絶対吸わない」「お父さんに部屋の中で吸わないようにお願いする」などの声を聞くことができました。
 今回の授業で、子どもたちは飲酒と喫煙の健康被害について理解を深めましたが、実生活の場面ではご家庭で教育がたいへん重要です。テキストを持ち帰っておりますので、ご家庭でもお子様に復習そして親子の話し合いの場をもっていただければ幸いです。