笹谷小学校日誌

楽しかった森林環境学習(3年)

 9月24日(火)3年生の子どもたちが,森林環境学習のため大玉村の「フォレストパークあだたら」に行ってきました。心配された台風の影響もなく,6名の森の案内人の皆さんにご指導いただき,雨上がりの森で楽しく学習することができました。
「これはドングリ。この丸いドングリはクヌギ、この楕円形でラグビーボールみたいなのはコナラ。ブナの木の仲間のナラとかカシとかの木の実をドングリって言うんだよ。」
「みんなの住んでいる笹谷は土地が低いけど、ここは高い場所だから、もう紅葉している葉が多く見られるね。このカエデの仲間やウルシの仲間の木の葉は秋になると葉が落ちる前にどんどん赤くなっていくんだよ。」
「サクラ前線は暖かい南の地方から始まって北へ進むけど、紅葉前線はその逆。秋の季節が早い北海道から始まって南に進んでいくんだ。」
 森林散策では,森を歩きながら,いろいろな木の実や葉について教えていただいたり,池のそばで虫を探したりしました。いのししが餌を探して荒らした地面や,もぐらの穴などを見つけ,普段見ることのできない植物や動物について学習することもできました。

「この木を使って世界に一つしかない置物をつくってみよう!」
「やすりがけをすると、こんなにツルツルになるんだよ。」
 木工クラフトでは,間伐材を使って,カメやウサギ、鳥などの置物を作りました。パーツをやすりでツルツルにしてから思い思いに組み合わせ,自分だけの作品を作ることができました。「9つのパーツを組み合わせて,自由な発想で作った子どもたちに,驚かされた。」と森の案内人の方々が,お話されていました。