笹谷小学校日誌

思い出をこめて・・・卒業記念の陶芸教室(6年)

 1月の17日(金)と21日(火)の2日間をかけて、桑折町の桃山房窯の鈴木様を講師に迎え、6年生の子どもたちの「卒業制作陶芸教室」が行われました。
 笹谷小学校では、毎年この時期に卒業記念品として絵皿を制作します。子どもたちはこの日のために、どんな形にしようか、どんな模様にしようかと、自分のオリジナルなデザインをアイディアスケッチにまとめてきました。そのアイディアスケッチを机の上において、丸い粘土を平らに広げて皿を作っていきます。「うわっ、削りすぎちゃった」「ここは茶色になるように仕上げたいな」「上手に文字を入れられたよ」「○○さんみたいに、だ円形に変えてみようかな」竹ぐしや竹べらの使い方が思うようにいかずに悪戦苦闘する子、焼きあがると茶色と黒色とピンク色になる3種類の粘土を上手に組合せながら模様や文字を皿に描いている子、友達の作品を参考にアレンジを加える子など、どの子も思いや願いを込めて絵皿づくりに取り組んでいました。
 1クラス90分の作業工程でしたので、図工室で集中して取り組んだ「陶芸教室」。講師の鈴木先生には丸一日、一人一人丁寧に指導していただき心から感謝申し上げます。ありがとうございました。本日出来上がった作品は、このあと乾燥させ、素焼きした後、うわ薬をかけて本焼きして、およそ1ヵ月後には完成。卒業への思いが込められたそれぞれの完成品が待ち遠しいです。鈴木先生、お世話になります。よろしくお願いします。