佐原小学校日誌

味噌かんぷら

時々、給食には郷土料理が出ます。郷土料理は、旬の食材と伝統の味を楽しみながら、地域の自然・文化・歴史を知ることができます。先日は「いかにんじん」が出て、今日は「味噌かんぷら」さて、どんな感じかな・・・と思っていたら、写真のもの。

あれっ(・・? イメージとちがう・・・うちのものとはちがうなぁと思いました。

でも甘い味噌味のじゃがいも!(^^)! おいしくいただきました。

調べてみたら農林水産省のHPに郷土料理として「みそかんぷら 福島県」と紹介がありました。そこに載っていいる説明を引用すると
古殿町など福島の一部の地域では馬鈴薯のことを「かんぷら」と呼び、主食として食べる文化が根づいている。由来は馬鈴薯のオランダ語「アールダップル」が訛ってかんぷらへと変化したのではないか、と言われており、主な産地は郡山市や南相馬市、いわき市などが挙げられる。このかんぷらを皮のまま味噌や砂糖やみりんなどと炒めて作るのが「みそかんぷら」。馬鈴薯を生産している農家で、出荷できないほど小さな芋を家庭で食べるために考案されたアイデア料理だ。甘い味噌の味付けはおやつにぴったりで、大人から子どもまで楽しめる一品となっている。』とありました。
なるほど、今更ですが、そうだったのかと思います。そういえば、こいもの味噌炒めとも言っていたような・・・

食べた子どもたちに感想を聞いてみたら、おいしかったとの声もあれば甘い・・・と反応はそれぞれ違っていました。ジャガイモも、ちょっと固いという声もあり、
「シャキシャキなじゃがいもとホクホクのじゃがいも、どっちが好き?」と聞くと
ほとんどがホクホクという声が返ってきました。

考えてみると郷土料理は色濃く我が家の味が伝わるもの。

給食に出ると、みんな一言あるメニューかもしれませんね・・・(#^^#)