佐原小学校日誌

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冬ざれ

一面に薄く雪が被り、お日様の光が早く届くことを願う冬ざれの今朝です。でも、校内は暖かく過ごすことができています。

そして、給食の献立には、冬至かぼちゃがありました。

季節を感じたり、昔のならわしを知ったりできる一品です・・・

冬至には「ん」の二つつくものを七品食べるとよいとのことですね。

なんきん(かぼちゃ) れんこん にんじん ぎんなん きんかん かんてん うんどん(うどん)

冬至の風習を活かして、冬の寒さを乗り越えたいです。

月暈

昨晩は、今年最後の満月でした。ネイティブアメリカンは12月の満月を「コールドムーン」と呼びます。今朝早く雲間に見ることができ、月の周囲には輪状の光が現れていました。この輪状の光は、月の光が細かい氷の結晶でできた雲に反射・屈折して起きるそうです。

そして、その名も月暈(げつうん・つきがさ)・・・

月暈の神秘的な美しい現象は、未来に向けての希望や祝福を意味する幸運が訪れる予兆で、新しいことにチャレンジする絶好のタイミングとのことです。今日、6年生は卒業記念の陶器づくりに取り組みました。

講師の指示をよく聞き集中して粘土に向き合っています。きっと素敵な卒業記念品になると思います。

事始め

京都・祗園の花街では、今日12月13日は、毎年お正月の準備を始める「事始め」の日とされ、芸妓や舞妓さんがお世話になった人に一年のお礼や新年の挨拶をするそうです。そのとき芸妓や舞妓さんには舞で使う祝いの扇子が手渡されるならわしがあるとのこと。 今日の京都の祇園界隈は一足先にお正月の雰囲気なのでしょうね・・
さて、今日の佐原小2年生は凧あげを楽しんでいました。風はまったく吹いていないので、力いっぱい走ってあげています。止まると凧もすぐに落ちるのですが、何度も何度も走ってとても楽しそうでした。

こちらは、凧で舞う「事始め」でしょうか・・・

閉塞成冬

1校時はどの教室でも国語科の学習をしていました。

読み聞かせ、対話としての読書、テーマを探る読書と、段階的な学習の様子がよく分かりました。

本来、物語との付き合い方には決まりも作法もないのですが、言葉の中に息づく人々の気配や背景の移ろいを感じ取れるようになれると、世界が一層立体的に見えてきます。
世界をよく見るためには複眼が必要で、それを少しずつ育てる空間が物語文の授業でしょうか・・・

そして、学んだことの最も大きい成果は、自らもっと物語を読みたくなることですね。

暦は閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)「天地の気が塞がって冬となる」と真冬の訪れを表しています。
さて、まもなく冬休み、宿題はないので、自ら本を手に取ることを期待しています。

北窓塞ぐ

北窓塞ぐ(きたまどふさぐ)
窓から入り込む風が寒さを強く感じるようになりました。児童がつくった猫が、ガラス窓に背を向けてひなたぼっこをしていました。

さて、3校時体育館に向かうと、マット運動に取り組む姿がありました。

後転を練習しています。

うまくできて、ポーズを決める笑顔がとても印象的でした。

窓は閉じていますが、暖かくなる風は流れています。

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