佐原小学校日誌

閉塞成冬

1校時はどの教室でも国語科の学習をしていました。

読み聞かせ、対話としての読書、テーマを探る読書と、段階的な学習の様子がよく分かりました。

本来、物語との付き合い方には決まりも作法もないのですが、言葉の中に息づく人々の気配や背景の移ろいを感じ取れるようになれると、世界が一層立体的に見えてきます。
世界をよく見るためには複眼が必要で、それを少しずつ育てる空間が物語文の授業でしょうか・・・

そして、学んだことの最も大きい成果は、自らもっと物語を読みたくなることですね。

暦は閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)「天地の気が塞がって冬となる」と真冬の訪れを表しています。
さて、まもなく冬休み、宿題はないので、自ら本を手に取ることを期待しています。