佐原小学校日誌

木の芽時

木の芽時(このめどき)  地にしっかりと根を張り背を伸ばす木々が、枝をすくすく伸ばし、たくさん芽吹いています。本来は立春から春分の頃を言うようですが、本校の周りの樹木は、いまが木の芽時に見えます。

芽吹く勢いが元気な子どもの姿と重なって感じると、うれしくなってきます。

さて、本校は児童数が少ないことから、1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生が同じ教室で学習しています。同じ教科の時間でも内容が異なるときは、一人の先生が時間をずらし学年をわたって指導しています。


今朝の1時間目は、どの学年も国語科に取り組んでいて、先生が教えている場面と児童が自力で解決している場面をみました。


きめ細かに教えてもらえること、問題解決に自力を発揮すること・・複式学級のメリットがよくみえました。

海外では、意図的に異年齢(異学年)の子どもたちで構成する教育を進めているところがあります。
マルチエイジクラスやイエナプラン・・・その特徴も紹介されています。
大人数のマンパワーで磨かれる機会が少ないといったデメリットはあります。しかし、

一人一人の学びの「自律」「主体性」を働きかける
一人一人が自ら学び考える力を伸ばす

この点を発揮させやすい環境がある。その強みがあるのが複式学級です・・・φ(..) 

強みの環境を生かして、一人一人、たくさん芽吹かせてあげたいですね・・・( ^ω^)