佐原小学校日誌

慈雨

慈雨(じう)  少し肌寒さを感じる雨の一日ですが、生きものにとっては潤いの雨かもしれません。今朝は、子どもたちが植えたジャガイモに花を見つけました。

ネット検索が常識になって簡単に情報を入手できる時代です。見聞きすれば知った気になった錯覚に陥り、それ以上関心をもたなくなることもあります。だからこそ、子どもたちにとって実体験は大切です。
昨日は3.4年生が田植え体験に取り組みました。裸足で泥の中を歩く感じ、苗を植える手作業、小さな生き物・・いつも目にしてた水田が以前と違って見えるようになってほしい・・・と先生たちは期待してます( ^)o(^ )

子どもが感じる世界を豊かにすることが、学びに向かわせる第一歩・・・
そして、知識を超えて語り合う言葉にできると、意味や価値を見出す深い学びをつくることができます。

今日は、1年生が「しおとさとう」について話し合っていました。5年生は6年生にインタビューをしていました。

様子を見ていると、まだ語り合うまでは至ってません。でも、先生や友達の投げかけた言葉にしっかり答えていました。
子どもたちの心を揺さぶり「語る」言葉に至らせるような世界をつくること・・・子どもたちが心待ちにする、慈雨のような働きかけをするのが我々教師の仕事ですね・・・