平野小の子どもたちのすがた

1-3と6-2のイベント交流

 6年2組の子どもたちは、「下学年のお手本になれるようになる」を学級のめあての一つに掲げてきました。新型コロナウィルスの流行もあり、今年度は交流の機会もほとんどない中で生活してきましたが、3学期のはじめに「1年生と交流しよう」という議題で話し合いを行いました。1年生に楽しんでもらうために、かっこいいお兄さんお姉さんとして1年生が楽しんでくれるようなイベントの準備を2週間ほど前から進めていました。計画はタブレットで作成して、みんなで共有しながら準備を進めたようです。また、自分たちでペープサートの紙芝居を作ったり、お手製のスタンプを作成したり、イベントルールなどを決めたりと、休み時間返上で準備を行っていました。

 本日の1時間目、いよいよ本番です。1年生がやってくる時間が近づいてくると6年生は少し緊張した様子でしたが、司会の二人が元気よく始まりの挨拶をしてくれました。

 本日の活動は、ミッションスタンプラリー、○×クイズでした。1年生のみんなはどの活動も楽しく参加することができました。

 スタンプを全部集めると「おめでとう」の文字になる仕組みを6年生は考えていました。スタンプにもちょっとした工夫を加えるところが、「さすが6年生!」と感じましたね。5つのミッションもそれぞれ工夫が加えられていてとても楽しそうでした。

 ○×クイズは平野小学校に関する問題でした。問題に正解した1年生たちは「やったー!」と、とても嬉しそうでした。大盛り上がりの○×クイズでした。

 感想発表では1年生から「○×クイズが楽しかった」「ミッションを全部クリアできてうれしかった」などのコメントがありました。6年生は1年生に喜んでもらえて、とても嬉しそうでした。

 最後は6年生の景品係から1年生に向けて素敵な折り紙のプレゼントでした。クオリティの高い折り紙にをもらった1年生はとても嬉しそうでした。

 今回のイベントは6年2組の子どもたちにとって準備がとても大変でしたが、その分達成感も大きかったように思います。イベントを終えて教室に戻った後に感想を聞くと、「1年生が思っていた以上に喜んでくれた。」「ルールなどを一生懸命考えたかいがあった。」など、嬉しそうに話す姿が見られました。6年生は卒業まであまり日数もありませんが、1年生との関りが少しでも多くあるといいですね。

 6年2組のみなさん、イベントの企画・運営お疲れさまでした。素晴らしい活躍でした、これからも頑張ってください。