平野小の子どもたちのすがた

6年2組 授業参観のスピーチ原稿

 本日、平野小学校は今年度最後の授業参観がありました。6年2組では国語科「聞いてほしい、この思い」という単元で、スピーチの発表を行いました。子どもたちは、お母さんに向けて、友達に向けて、クラスのみんなに向けて、それぞれの思いを文章にまとめ、発表を行いました。

 

 子どもたちそれぞれの思いがこもったスピーチは本当に素敵で、聞いている担任は感動で涙が出そうでした。

 5年生になってクラス替えをしてから約2年、子どもたちは本当に成長しました。きっと、参観に参加された保護者の皆様はより実感されたと思います。

 本当に、素晴らしい発表でした。

 最後に、2名の児童の発表原稿をほぼ原文のまま、掲載したいと思います。

 思いがこもった、そして、成長の過程が見えてくるような文章ですのでぜひ読んでいただければと思います。

 

【両親へのスピーチ】

12年前から今にいたるまで大切に育ててくれてありがとう。
おかあ(お母さん) 僕は,保育園時の頃からおっちょこちょいで、お調子者で、道から足を踏み外して田んぼにドボンと落ちたり、節分の時の鬼に調子に乗って豆を投げて命中させ、鬼と鬼ごっこしたりする人でした。
 小学校に入学して、難しい宿題や勉強が出ても優しく宿題を教えてくれました。
おとう(お父さん)は毎日夜遅くまで仕事をしていて、家に帰るときが休日で、疲れているはずなのに公園に連れて行ってくれたり、美味しい食べ物を食べさせたりしてくれました。
 おかあ、おとう、おっちょこちょいでお調子者のぼくをずっと見守ってくれて感謝しています。中学生になっても迷惑をかけるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。

 

【友達へ向けたスピーチ】

 あんなちゃんは何でも真剣に取り組んでいて、いつもみんなのことを信じてみんなのためにたくさん考えられる。そんな友達だと私はずっと思っています。

 あんなちゃんとは、3.4年生からクラスが同じでした。その時はまだあまり喋ったりしなかったけど、あんなちゃんは男女関係なく馴染めて友達がたくさんいる人でした。私は1.2年生で同じクラスだった友達とばかり喋ったりしていました。なので、そんなあんなちゃんが憧れでした。だから私は、あんなちゃんと友達になりたくて声をかけました。そうするとすぐに友達になることができました。

 その経験があったから気づけたことがありました。それは、遠慮することも大切だと思うけど、時には勇気を出して踏み出してみることも大切だということです。だから私は、今では前よりも色々な友達と馴染めるようになりました。なので私は、あの時声をかけて良かったなと思いました。これからのこの思いを大切にしていきたいです。

 あんなちゃん、中学校に行ってからもよろしくお願いします。