下川崎小学校日誌

本 名前を見てちょうだい2

 こがね色のはたけのほうへとんでいきます。赤いぼうしをかぶった牛が一ぴき・・・

 「それ、あたしのよ。」「ぼくのだよ。」 「名前を見てちょうだい」

 牛は、しぶしぶぼうしをぬいで、名前のところを見せました。「ほうら、わたしの名前だよ。は、た、な、か、も、う、こ。」

 えっちゃんときつねがかおを見合わせたとき、つよいかぜがふいてきて、また、ぼうしをさらっていきました。

 「こら、ぼうし、まてえ。」

  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓つぎにかぶったのは、なんと?!

 大男NG ふしぎそうにながめていました。

 「それ、あたしのよ。」「ぼくのだよ。」「わたしのですよ。」大男は、えっちゃんたちを見下ろしました。それから、ぱくん。