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鉛筆 誠実に生きる。〔5年道徳科〕

 5年生が、教材「手品師」から、主人公の心の動きについて話し合い、「誠実に生きる」ということについて考えを深めました。

二度とないチャンスをつかむべきだ。役割演技をします。

「きっとくる」と男の子と約束したんだから、男の子のもとへ行かないとうそをついてしまうことになる。

大劇場に行ってしまったら、罪悪感が残ってしまう。

たった一人の男の子より、大勢の客の前で手品を披露するという自分の夢の実現が大事。

手品師の決断の決めては何?

男の子との約束を果たさなければ、男の子を傷つけてしまうし、自分のことも傷つけることになる。

これまでの自分をじっくりと振り返ります。

人間の弱い心を見つめながらも、うそやごまかしなく、清々しい気持ちで生きていきたい、と私自身も思うことができた道徳科の素敵な授業でした。名作と言われている教材「手品師」を、担任の先生が見事に調理してくださいました。

ひとつの授業に対して、しっかりと準備をして臨む姿勢こそ、“教師として誠実に生きるということなのだ”と思いました。いい授業に立ち会えてよかったです。