New Blog

鉛筆 ジェンダーフリー。〔5年家庭科〕

5年生が「小物をつくろう」とお裁縫に取り組んでいます。玉結び、玉どめ、本返しぬい… 何事も基本が大切です。

 自分が中学生の頃は、男子向き(技術)と女子向き(家庭)と分かれていたこと、高校(女子校)の社会科(政治経済)の恩師が「社会的性別にとらわれず、誰もが平等かつ自由に行動できるのだ」と熱弁していたことを思い出しました。「ジェンダーフリー」とは、いろいろな場面で男女の社会的性別にかかわらず自由に行動や発言ができ、さまざまな選択ができるようにする、という考え方や取組です。性差を含んだ呼び方であった「保母さん」「看護婦さん」が「保育士さん」「看護師さん」と呼ばれるようになったり、女子もスカートではなくスラックスの制服を選択できるようになったり、世間に存在している社会的または文化的な性差を無くしていこうという「ジェンダーレス」の考え方も広まっています。時代は確かに変わっている… そんなことをふと思った、5年生家庭科の授業風景でした。