福島一中ブログ日誌

地域の方から届いた声

1月末日に、校長先生宛に、地域の方から次のようなお手紙が届きました。 

手紙全文
 拝啓 厳冬の候 貴校ますますご発展の事とお喜び申し上げます。
さて私は、貴校 近隣に在住する者です。
季節柄、悪天候による積雪及び凍結があり、日々 除雪や凍結剥しが日課となっております。
その様な日常の中、貴校の一人の女子生徒さんの行動に感銘を受けましたので、お手紙を送らせて頂きます。
 一月十七日夕刻の事、貴校の通学路となっている住居前の道路の除雪を行っておりました際、その女子生徒さんは除雪をしている私の前で立ち止まり
 私の顔を見て「ありがとうございます」の一言と、 頭を下げ一礼をして行きました。
普通の事と一言で片づけるのは簡単ですが、中々 大人でも出来る事ではありません。
決して簡単な事ではないと深い感銘を受けました。
 貴校の生徒さんの多くは「ありがとうございます」の言葉と共に、自転車で通り過ぎる生徒さんが多くいらっしゃいます。
かくいう私も、思春期真っ盛りの多感な時期、恥ずかしさが先に出てしまい、中・高学生時代はそれが精いっぱいであった記憶がございます。
 一礼をして行かれた女子生徒さんには、良い行動は、誰かが見ており、誰かに ちゃんと届いている。大変立派な行動でした。と賛辞の言葉をお伝えしたいと共に、一人の女子生徒さんの行動にて、日々の校長先生はじめ、各先生方のご指導の賜物と、ご努力を感じ得る事が出来ましたで、この思いを届けたく、お手紙としてお送り致します。
 本来であれば、自筆でこの気持ちをお伝えするべきですが、乱文の上 乱筆を重ねる事になりますので、ご容赦頂ければ幸いです。
                                      敬具

 また、2月初めには、「雪道で倒れた際に本校生徒が手を差し出し、助けてくれました」と話し、ふきんを届けてくださった地域の方がおりました。

 地域の方々から心温まるお手紙やお言葉をいただき、大変うれしく思います。
 これからも地域の方々とのつながりを大切にし、地域に貢献できる人材に成長してほしいと思います。