蓬莱中学校日誌

東日本大震災追悼の全校集会

 あすは、2011年の東北地方太平洋沖地震が発生してから12年目となる3月11日を迎えます。

 蓬莱中学校では、本日、東日本大震災追悼の全校集会を行いました。

 集会では、はじめに、震災で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、全員で黙祷を捧げました。

 続いて、校長先生の震災講話です。

 校長先生が語ったこと・・・、

  ・ 12年前の地震発生時に三春町の中学校に勤務していて、中学生を守った。

  ・ その次の日に、避難してきた大熊町の方々を受け入れた。

  ・ 避難訓練でいいかげんな態度でいることは許せない。

  ・ 自分の命、からだは自分で守る決意は必要である。

  ・ 何もないときこそ備えが必要である。(以上、内容のごく一部です。)

 校長先生から目をそらさずに話に聞き入る生徒の姿は、真剣そのものです。

 

 少なからず将来の福島県を担うであろう中学生たちです。

 こうして震災体験を共有する機会は欠かせないことであり、いっそうまわりを思いやれる人に成長していくことを期待しています。