放射線教育
今日は、福島県立医科大学主任教授の坪倉正治様をお招きし、放射線教育講話を行いました。
放射線教育については、今回を含め、11月24日(金)の第2回の放射線講話と11月29日(水)の避難訓練(原子力災害想定・引き渡し訓練も兼ねる)の計3回実施いたします。
今日の放射線講話では、「放射線について学ぶ意義」について多くのことを学ぶことができました。
先生の話の中で、私が印象に残った言葉や資料を紹介します。
〇当時、放射線のことについて何が正しいかわからない状況が不安を増大させたり、差別が現実にあった。
〇放射線の問題は量である。たくさんの量は危険。レントゲンなどで使用しているように、少なければ影響はない。
〇放射線はどこにでもある。世界と比べると、自然界の放射線量は日本は少ない。
〇今後、福島県人だからこそ、放射線のことを聞かれることがある。その時に正しい知識を持ち、答えられなければ、他県の人たちが感じている福島県への印象は変わらない。
〇福島県以外の人々のアンケートでは、放射線の影響は今後でるという結果が40%あるのが現実。
震災時の記憶が多くはない生徒たちは、どう受け止めたのでしょうか。
ぜひ、今日の話をご家庭でも話題にしてみてください。